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語学研修企画時のポイント

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1.英語研修の導入形態

 ひとくちに英語研修といっても、会社ごとの方針により、様々な形で導入されています。以下、英語研修の様々な導入形態を示しています(クリックで拡大)。

■語学研修の導入形態・位置づけ

画像-語学研修の導入形態・位置づけ

2.目的

 上述の導入形態ごとに、英語研修の主な目的を示します。

Ⅴ 自己啓発支援型:

 もっとも多く導入されている形態です。

 目的としては

といったものがあります。

 受講者のコミットメントを高めるために、費用を一部自己負担させる、もしくは出席率に応じて自己負担額が変わる、という仕組みにしている企業が多い形態です。

 

Ⅱ 海外赴任前型:

 海外赴任が決まった社員に対し、短期集中で研修を行うパターンです。

目的としては、

となります。

 トレーニングする言語は赴任先国により様々で、帯同家族にもレッスンを提供している企業もあります。

 

Ⅲ 選択型:

 人事部の人材育成施策として、就業時間内で半日~2日間ほどかけて行われることが多い形態です。

目的としては、

といったものになります。

 受講には人事や上長の推薦・指示を必要としている会社も多くあります。

 

Ⅳ 階層別型:

 近ごろは階層別研修に英語研修をはじめとしたグローバルな研修コンテンツを入れるケースが増えてきています。最も多いのは、新入社員研修での英語研修を含めたコンテンツの導入ですが、中堅層への研修導入も増加しています。

目的としては、

といったものがあります。

 

Ⅰ リーダー育成型:

 対象者を絞って行われることが多い研修です。

目的としては、

といったことが挙げられます。

 また、M&Aで海外売上比率を高めてきたような日系企業では、現地外国人リーダーも集めて下記目的での研修も多く行われています。

 

3.目標設定

目標設定についても、導入形態別に考えてみます。

Ⅴ 自己啓発支援型の目標設定:

 自己啓発支援型での英語研修は「意欲ある社員に対して学べる場を等しく提供する」という性質上、目標も受講者それぞれが設定して然るべきです。

 ただし、終了時の目標達成度合に応じて、受講者の費用負担割合が変わる、という仕組みにしている場合、制度上、なんらかの目標設定が必要です。

 そこで、落としどころとして多いのは、終了時の出席率・受講率○○%以上を目標とし、達成した場合には費用の○○%を会社が還付する、といったパターンです。また、受講前後でなんらかの英語のテストやアセスメントを受け、結果が少しでも改善していれば目標達成、とするところも多くあります。

 

Ⅱ 海外赴任前型の目標設定: 

 海外赴任前の英語研修は、赴任までの期間や現在の語学レベル等によって目標設定が変わってきます。赴任が決定した社員個別に行うため、講師派遣もしくはスクール通学でのプライベートレッスンとなる場合が大半です。そのため、英語研修会社・スクールとのヒアリングやアセスメントにより個別に目標設定します。英語以外で初めて習う現地語の場合、自動的に「現地での日常生活において必要最低限のコミュニケーションが取れるレベル」、交通、買い物、病気・けが時にヘルプを求められるくらいのサバイバルレベルとする場合が一般的です。

 

Ⅲ 選択型の目標設定:

 選択型の研修の場合、内容がより実務的なテーマになることが多い傾向にあります(email writing や Presentation等)。この場合、出来ればそれぞれの研修で扱うテーマのスキルをCan Do形式で細分化し、細分化した項目毎に「できる」というレベルを目標にするのがよいでしょう。例えば、Presentationであれば、下記のような目標が考えらえます。

 英語研修会社によっては研修テーマごとに評価ツールを持っているところもありますので、それらの評価ツールをもとに、受講者の現状レベルを事前に把握した上で、目標設定するのがよいでしょう。

 なお、テーマが「英語力底上げ」の場合にはTOEICテストスコア、「英語コミュニケーション力アップ」の場合にはTOEIC SWテストなどの運用力テストで現状のレベルを把握し、同じテストの中で目標値を設定するのがよいでしょう。

英語力アセスメントテストの一覧

 

Ⅳ 階層別型の目標設定:

 階層別の英語研修は英語学習法や動機付けなどの目的が多いものです。この場合は、目標もそのまま「効果的な英語学習法を理解する」「英語学習に対するモチベーションを高める」といったものになります。

 階層別の英語研修で英語力の底上げやビジネススキル習得を行う場合の目標設定は、前述の「Ⅲ.選択型の目標設定」と同じになります。

 

Ⅰ. リーダー育成型の目標設定

 リーダー育成型における英語研修は、前述のとおり異文化理解やマネジメント、リーダーシップ等のコンテンツが含まれることが多いのですが、その中で英語力の底上げやビジネススキル習得コンテンツが含まれる場合も多くあります。その場合の目標設定は、やはり前述の「Ⅲ.選択型の目標設定」と同じになります。

 

4.育成手法を考える

 時代と共に、人材育成の手段も多様化しています。

 育成手段には、講師を招いての集合研修、外部機関への通学や合宿への参加、elearningやインターネットを介して行うskye英会話やオンライン講座、海外英語研修など、さまざまなものがあります。下表には、それぞれの手法の長所、短所を記載しています。

一覧表 各研修手法 長所短所比較

 経営陣からの要望や人材育成方針、研修生の業務の繁閑や予算等などを念頭に、最適な手法を採用しましょう。

 なお、形態ごとに導入が多い手法は下記の通りです。

Ⅴ 自己啓発支援型:「講師派遣」、「通学」、「Online英会話/elearning」

Ⅱ 海外赴任前型:「講師派遣」、「通学」、「合宿」

Ⅲ 選択型:「講師派遣」

Ⅳ 階層別型: 「講師派遣」

Ⅰ. リーダー育成型:「講師派遣」「通学」「合宿」「海外派遣」

 

5.研修会社と研修の詳細を決める

 1~4の内容をもとに、英語研修会社と研修の詳細内容やスケジュールを詰めていきます。

 研修の内容については各社ごとに多様ですので、最低でも3社、できれば5~6社程度の研修会社から話を聞き、詳細な内容とスケジュールを決めるのがよいでしょう。


→「研修会社を選ぶ際のポイント