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なぜTOEIC900でも英語が話せないのか?

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 「TOEIC900点の新入社員を採用したのはいいけれど、海外に電話させてみたら全然英語が話せなかった」こうした話を耳にします。対照的に、TOEICスコアは高くなくても、それなりに英語を話せる人はたくさんいます。

 「TOEICハイスコア=英語が話せる」では必ずしもないということに、多くの人が気付いてきているようです。

 たしかに、TOEICスコアが高ければ「英語力が高い傾向」はありますが、それでも話すのが苦手な人がいるのはなぜでしょうか?

 これは、日本人の英語の習得過程に理由があります。下図の左側に、大学受験を経て社会人になってからTOEICを受験した日本人の典型的な英語技能バランスを示しました。

 

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 我々世代(著者はアラフォー)の社会人は、「詰め込み・暗記偏重・訳読中心」の英語教育・大学受験を経て、初めてTOEIC受験対策を通してリスニング練習を行う人が多いのではないでしょうか。

 そのため、「読めばわかる」語彙量は多いのに、「聴いて」わかる語彙量は少なく、まして話すに至っては、使える語彙量はほんの僅か、というアンバランスな英語力が作られます。

 海外に住んだこともなく、仕事で英語を使っていたわけでもない日本人であれば、TOEICの勉強をしてハイスコアを獲っても英語が話せない、というのは当然のこととわかります。(参考までに図の右側に実地で英語を身に付けてきた人のモデルも載せています)

 しかし、だからといって英語スピーキング力を見るのにTOEICスコアが全く使えないかというと、決してそんなことはありません。TOEICスコアが高ければ「英語力が高い傾向」があるのは確かです。仮に現時点でスピーキング力が低くても、TOEICハイスコア取得者は見てわかる語彙、聞いてわかる語彙量は多い筈ですので、あとはそれを運用する練習をすれば、短期間でスピーキング力を伸ばすことは可能です。 

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